不死鳥カラスの傾奇御免!

老舗の製麺所・浅草開化楼の営業担当σ(^o^) フリープロレスラー・不死鳥カラスのラーメンブログです。

2007.12.30 Sun


さぁ、そろそろ始めよう。
20070515215938

まずは過去の関連記事を読んで想像力を膨らましておいて(^ー゚)b

2005.12.22【オレらの器量

2005.12.30【コピーライターカラス?w(゚o゚)w

2006.4.4【b=(`д´)ゴォq=(゚д゚)チィそーさまTETSU

2006.4.12【「つけめん TETSU」のゴメンネ! q=(゜Θ゜)しぃ麺

待たせたなぁ!( ゚∀゚)ノィョーゥ
じゃあボチボチ始めっか!d(゚∀゚|


「つけめん TETSU」というお店の存在を知ったのは、らーナビの「六厘舎」クチコミ情報がきっかけ。
ユーザーの声の中に【TETSU店主】というHNを見付けて( ゚。゚)ヘ?
つけ汁はモチロン麺(一つ前のバージョン)についても絶賛に近いくらいに誉めてくれてるそのコメントは、
素直に嬉しかったヽ(´∇`)ノ
その一瞬、オレの頭の中で、

「この店がもし実在するなら営業掛けられるかもしれない(^ー゚)b」

という考えが働いたのは事実だ(^_^;)
早速店舗検索で【TETSU】と入力し調べてみる…と、あった!ホントにあったヽ(´ー`)ノ
しかし、一気に120%まで上り詰めたテンションが急激に45%まで落下する(;-_-)
店舗紹介の文中に、

「三河屋製麺」の麺を使用し…

と書いてあったからだ(Θ_Θ)チーン

「何だ、三河屋かよ(゚д゚)、ペッ」

オレはその当時から三河屋製麺が大嫌いだったから。
じゃあ、その訳を話そうか(^ー゚)b

これはまぁ、今となっては我ながら『負け惜しみ』と思えなくもないのだが(笑)
ある時期から、三河屋に立て続けにお客さまを獲られた。
それも、当時はまだ数も少なかった、ラーメン本に載るような人気店ばかりを(゚o゚;)
きっと他の製麺屋さんも経験あるんじゃないかな?
三河屋に有名店獲られたっての(´,_ゝ`)プッ
『ここも三河屋あそこも三河屋』みたいに、人気店が挙って使ってるイメージを抱かせる、
それはまぁ、戦略的には正しいのだろう。
しかし当時の浅草開化楼は、ただ真面目に麺を作ってるだけの会社で、
真面目にやってるからこそ、大切なお客さまが無くなった時のショックは計り知れないものがあった。
オレも含め工場の人間の落胆たるや、凄まじかったよ。

『いったいオレ達が何悪いことしたんだよ』

ってね(-_-、)
しかしオレには一方で、違った感情もあった。
少なからず、自分が担当した店ばかりである。それも、お客さんは土壇場まで何も言ってくれない。

『明日から要りませんから』

事務所にそんな伝言ひとつを残されることが、どんなに辛いことか。
オレはその時から考えを変えた。
今もそうだが、工場兼務の営業だからと甘えてはいられないなってo(^-^)o
お客さまは誰も必死だ。
オレは自分の時間を無くしてもその声を聞かなきゃって。
今のオレの原点の感情が芽生えた瞬間だった。完全に一皮剥けた。
…て、ちょっと待てよ(^_^;)
そういう意味じゃオレ、三河屋に感謝しなきゃなのかも(;゚д゚)

宮内くん、どうもありがとう( ゚∀゚)ノィョーゥ

そしてこの時の感情が(怒りだが)、このblogを始める原動力にもなったのだ。
オレは社長と専務にこう言った。

「良いですよ、オレそのうち必ず有名になってやりますから」

って(^ー゚)b
実際はまだまだショボいけどさ( ^∀^)ケラケラ

突然引っ張りだすけどM.mcdさん。
寡黙な裏方だけに徹せなくなったのにはこんな背景があったんです(^ー゚)
今まで溜めててゴメンナサイm(u_u)m

さて。
そんな逆襲の意味も込めて、【TETSU店主】のコメントは大きな励みになった。
一気に沸き上がり、急激に下がったテンションだが、
「相手が三河屋なら一泡吹かせてやるか」
という思いで、45%だけは残ったということ。

しかしその僅か数時間後、

踏み留まったテンションが一気に0まで落ち込むことに、

なる_| ̄|○

自宅に戻ったオレは、今度は改めてネットで「つけめん TETSU」を検索してみることに。
すぐに見つかったのが【つけめん哲の日記】という店主自身のblogだ。
その中に『つけめんの麺』というエントリーがあり、これを読んでオレは…、

「やめよう」

と思った。
相手がどこであれ、ここまで出来上がっている信頼関係は壊すべきではない。
ラーメン店と製麺屋の関係は本来こうあるべきだ。そう思ったから。
三河屋自体には腹に一物あるが、忘れることにした。

この瞬間からオレにとって「つけめん TETSU」は、

「機会があればいつか食べに行こう」

という店になった。

…が、そんな機会は訪れない(Θ_Θ)チーン
オレにとって予定はいつまで経っても未定だから(笑)

しかし、そのまま記憶の片隅からも消えかけていた「つけめん TETSU」の存在は、
とあるきっかけで一気に浮上する。

浅草開化楼に一本の問い合わせの電話が掛かってきて、オレが応対することになった。

その電話の主が、

哲チャソだった(゚o゚;)

哲チャソからの電話の内容はこんな感じ。

現在使っている麺には満足しているが、それとは別に新しいつけめんを提案したい。
ワシワシ喰らいつくような麺が欲しいと言っていた。

…これが後に大ヒットする【強麺】誕生のきっかけとなる(^ー゚)b

電話ではどうにも話が長くなりそうだったので、とりあえず「会いましょうよ」と言った。

そして後日、オレは昼の部終了後のTETSUに行った。
そして哲チャソから一通りの話を聞いた後でこう言った。

「今の麺屋さんにお願いすれば良いんじゃないですか?」

『いや。モチロン今の製麺屋さんに先にお話はしてるんです。しかしどうにも自分のイメージと違って』

聞くと、サンプルは何種類か出してもらったが、あくまでその中から選んで欲しいと。
ついては最低ロッド(数)はこのくらいないと…などなど。

「ふーん。で、どんな麺を?」

その場で軽く見せてもらったが、なるほど彼の言うことも分かる気がした。

「で、哲さんのイメージのワシワシって、二郎みたいな麺てことですか?
 例えばウチのお客さんなら【ぽっぽっ屋】さんみたいな」

『そうです!』

「ふーん。いよいよおかしいな┐(゚~゚)┌ 三河屋だって俗に言う二郎インスパイアの店あるじゃない」

『ハイ。でもこれしか出来ないと…。そもそもウチなんてそんなに数出ないですもん』

そう、この頃のTETSUはブレイク前でまだそんなに忙しいお店じゃなかった。

舐められてんだなぁと思った。

しかしオレには彼の熱意が痛い程伝わってきたのだ。
それと同時に、『ある予感』を感じた。

「良いですよ。とりあえず作るだけ作ってみましょうよ」

と言った。別れ際、

「ところで哲さん、【ぽっぽっ屋】は食べたことあるんですか?」

『いえ…ないデス(;-_-)』

「あそ(笑)じゃあ次の定休日で良いから一緒に行きましょう!ぶっちゃけ話はそれからだ」

約束通り次の月曜日、哲チャソは初めて浅草開化楼の工場にやってきた。
そのまま「らーめん ぽっぽっ屋」へ。
カウンターに当時の相棒・弁慶クンと3人で並んで、麺をより味わえるよう【油らーめん】を食べたっけ(^ー゚)
そして、無心で麺に喰らいつく哲チャソの横顔に訊ねた。

「これ?」

って。

『そうです!まさにこれです!!』

一点の曇りもなかったよヽ(´ー`)ノ

揃って店を出ると、わざわざ宮にぃが出てきてくれた(っていつもですが・笑)。
一旦2人から離れ、オレはさっそく宮にぃにこう切り出した。

「実は今度、オーションを魚介系のつけめんに使いたいって人がいるんです」

『オーションを?!ふーん…』

何の制約もないけれど、オレにとっての開化楼オーションは「らーめん ぽっぽっ屋」の麺o(^-^)o
他店に出すにあたり、やっぱり宮にぃの了解が欲しかった。

「出して良いですか?」

『……ん?良ぃよ(笑)』

「あの彼が( ゚∀゚)ノィョーゥ」

これが宮にぃと哲チャソの出会いだった(^ー゚)b
これでオレが哲チャソに提案する麺の方向が決まった。

さて。
ではここで、前述した『ある予感』について説明しておこう。

オレはこの哲チャソの企画が、当たる気がしたのだ。
小麦の風味際立つオーションの麺の美味さを知っているから、

「これは当たるんじゃないか!」

そう思ってた。
だからサンプル作りも、当たるのを前提にやったo(^-^)o
…てまぁ、そんな大層なモンじゃないけどさ(笑)
それはつまりこういうこと(^ー゚)b
会社として最も楽なのは、「らーめん ぽっぽっ屋」の麺をそのまま流用すること。
何せ毎日切って在庫を確保してるのだから。ただ馬鹿みたくそれを持って行けば良い。
でもオレはそれをしなかった。

『何で』って?

当たる気がしたからさ(^ー゚)b

もしもこの企画がHITすれば、間違いなく麺に注目がいくだろう。
その時に、その麺をラーメンに詳しい人が見た時に、

『なんだ、これ【ぽっぽっ屋】の麺を借りてきただけじゃないか┐(゚~゚)┌』

そんな風に言われようことが、宮にぃにとっても哲チャソにとってもマイナスになると思った。

だから「つけめん TETSU」の為に、別形状のオーションを用意した。

ここで初めてその数に触れるが、哲チャソは今の麺屋、つまり三河屋を立てるために、
今も全く変わらない1日30食ぽっち(;-_-)を求めていた。
しかし、その数も別に問題はなかったんだよ(笑)

『何で』って?

そう、絶対に当たる気がしたからさ(^ー゚)b

TETSUオリジナル形状のオーションを受け取り、すぐに試してくれた哲チャソの感想は上々だった。

『文句なしです!オレはこの麺でやりたいと思います!!』

しかしその僅か1~2日後、哲チャソから曇った声で連絡が入ることになる。

『カラスさんスイマセン。こないだの返事、もう少し待ってもらえませんか?』


(つづく)
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