不死鳥カラスの傾奇御免!

老舗の製麺所・浅草開化楼の営業担当σ(^o^) フリープロレスラー・不死鳥カラスのラーメンブログです。
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2006.05.22 Mon


六厘舎の麺は、この人に誉めてもらいたくて作った。
20060523001820

新柏での再会の日に、

「もう一度会えたら、あなたに食べてもらいたくて作りました」

と手渡した。

2日後、わざわざ電話をくれて、

「あの麺、美味かったよ!!」

第一声でそう言ってくれた。

この人がいたから、

この人が背中を押してくれたからこそ出来上がったのが、

六厘舎の麺。


医師に告知された余命、残り3週間…。
先日奥様からお電話を戴き、その現実を目のあたりにした。

『死ぬ前にもう一度会いたいと言っている』

気持ちの整理もつかないまま、飛んで行った。

何時間も、奥村さんの身体がしんどくなるまで話した。

…もう正直、俺は何を書けば良いのか分からない。


病院のベッドに寝たきりで、より強い抗ガン剤の投与を続けてあと数ヵ月延命するよりも、
家族のいる我が家で、例え一ヵ月の命でも、
自分が本当に好きだったラーメンを通して、ラーメン屋をやったからこそ出会えた人たちに会いたい、
思い出を刻みつけたい、
自分の目に焼き付けて死にたいんだと、

奥村さんは言った。

出会いこそが、財産なんだと。


僕にも何度も言ってくれた。

『また会おう。また必ず会いにきてくれよ。俺はそれを励みに一日でも長く生きていくから』


このblogを、ホントに楽しみにしていてくれた。

『あの石神秀幸に挑戦状!最高だったよ』

今日も奥村さんは、こう言っていた。

『石神さんには本当に感謝してる。あの人が俺を引き上げてくれた。今だ一匹狼、カッコいいよ』



僕が入院で凹んでいる時には、レスを打つ元気もない僕を、何度も励ましてくれた。


カラス君、たまには良い休養だと前向きに考えて、
ゆっくりする方が君らしい。焦り、苛立ちがよく見えますよ。
「何の為に生きているのか?」とありますが、生きているその事が
素晴らしい事なんです。


マンボウさんは松戸の頃、まだ奥村屋が有名になる前に
首にギブスを着け、近くの病院からラーメンを食べに来てくれた。
色々と話が出来る程、暇な店だった。懐かしいです。

私も2年前に余命半年の告知を受け、挫折しました。
しかしこうして生きている、仕事もしている。
決して奇跡では無い。生きなければ!死ぬ訳にはいかない!
精神力です。1年半年の闘病生活は、マンボウさんも言われる様に
生きている事が、元気な事が幸せで素晴らしいのです。

カァカァ泣くなカラス!「仕事が出来ない、入院、終わった」等と泣くな!
怪我をしてしまったのだからしょうがないだろー。
家族の為に、自分が元気を出して早く治る事が1番大事です。
36歳、これは試練です。

私が癌と戦っていた時、いつも心にあった座右の名は

「神は、試練を越えられない者に試練は与えない」


いま、この言葉が、より重く、心に響くのだ。



『今日のこと、blogに書いてくれよ!スクープだぜ。写真も載っけていいからさ』
そう言って、奥村さんは精一杯の笑顔を作った。
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俺は、こんなに強く生きられない。
やっぱりこのオヤジは、最高にカッコいい。


半年会えなかった間に、奥村さんの頭には【六厘舎】という店名がインプットされていた。

『あの麺は、良い麺だよ』

もう、大好きなラーメンを食べに出掛けることは出来ない。

出会いが宝なら、

僕は奥村さんに、素敵な新しい出会いをプレゼントしたい。

再会を約束した帰り際、
余命僅かな病人とは思えないほど強い力で僕の手を握り締め、

『正直、食べたいです』

と言った。

三田のあんちゃん、オレと一緒に行ってくれ。



◆5/23(火)奥村さんからメッセージを戴きました。
以下に転載致します。
奥村さんに忘れられない思い出と、生きる力をあげてください。


私 奥村 功は「奥村屋」を愛して下さった方々と是非お会いし、
お話をしたいです、下記までご連絡下さい。

【連絡時間】14時~18時の間(厳守してください)

TEL 090-6155-6004
住所 千葉県柏市豊住1-4-3
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COMMENT

2006.05.23 Tue

FROM: ぎずも
からすさん、こりゃまたすごいネタを書きますね。
誰もコメントできないよ、たぶん(^^;ゞ

奥村さんがお読みになっているということなので、ちょっと応援レス。
あした水曜日でも、その次の木曜日でも六厘舎営業終了後に
三田さんを拉致して、浅草開花楼の営業車にぶち込んで連行してください。
「大変なことになりました~」って言いながら、三田さん昨日準備してたようですから。
DATE:  2006-05-23 12:16  *edit 

2006.05.23 Tue

FROM: 県境住人’65  
からすさん>今日会社に出て、初めて読んだのがここ。はっきり言って重たい話題です。ぎずもさんが書かれているように、私がコメントする筋合いではないですが、すごい繋がりがあるのですね・・・・・。三田さんも涙してこれを読んでるんじゃないですか。奥村屋のラーメン、食べたかったです・・・・・・。
DATE:  2006-05-23 12:54  *edit 

2006.05.23 Tue

FROM: マンボウ
大病を患い入院していたその当時・・・
大げさではなく私に「生きる力を与えてくれた一杯」でした

その時の一杯のラーメンと同じ力が私にあれば。。。。。

残念ながらそれの何万分の一の力も無いかも知れませんが・・・
奥村店主!会いに行きます!!

言葉では語れないその時の感動の一杯について。。。
店主と話をすることが少しでも力になることを願って。。。
DATE:  2006-05-23 17:12  *edit 

2006.05.23 Tue

FROM: 腹とかげ
カラスさんと逢うと度々、奥村屋さんの病状の事聞いていました。

再開出来るのか?
なによりも元気になっているのか?

未だ僕は食べにも行けなかったし、お会いもしていなかったケド、あの日のカラスブログへの奥村さんからのコメントに感動してたから、カラスさんが連絡取りづらいからしていないってのが悔やまれて部外者ながらに催促していた。。。

でもカラスさんの気持ちもよぉく解ってました。
だから歯痒かったです。
もっと早く連絡とってあげて欲しかったです。



奥村さん
面識のない私ですが、奥村さんのラーメンが食べたかった人間の一人です。

一瞬一瞬を心に刻みながら大切な家族、仲間との時を生きてください。
あなたの言葉に勇気づけられました、
本当に有難う御座居ます。
DATE:  2006-05-23 18:53  *edit 

2006.05.23 Tue

FROM: 腹とかげ

お願いがあります
三田さんのつけめんを絶対奥村さんに食べさせてあげて下さい。
それも最強のヤツを!
天地無双の一杯を!
僕らの思いを三田さんに託します。。。
明日行ってください!
お願いします。
DATE:  2006-05-23 21:24  *edit 

2006.05.23 Tue

FROM: たか・かず
はじめまして。
奥村屋を心から愛する一ファンとしてこちらの記事を発見して、愕然としています。ずっと掛からない暖簾に不安を感じていなかったと言えばウソになるのですが、まさかこんな…。

一介のラーメン好きでしかない僕ですが、自分の中で「最高の一杯」は、何の迷いもなく奥村屋さんのラーメンと断言出来ます。それも新柏に移ってからいただいたものは、舌とお腹を満足させるだけじゃなく、心を感動させるほど美味かったと思ってます。

どうか、奥村さんがこの『試練』を乗り越えられることを、心から祈っています。無理を承知で、なんてことは絶対言いません。ただただ、また奥村さんのラーメンが食べたいです。
DATE:  2006-05-23 22:48  *edit 

2006.05.23 Tue

FROM: ガンバ田臥
カラス様初めましてデス。イツモblog拝見してマス。奥村屋さんビックリです。5回しか食べてマセンが、特に柏移転後の食材のチョイス&活かし方・奥深さには心震わされた一人デス。イロ②書きたいのデスガ・・・奥村サン自身の希望も受け【男】三田サンが魂の1杯供するのを、この場を借りて応援させて頂きます○┓
DATE:  2006-05-23 23:00  *edit 

2006.05.24 Wed

FROM: 一夢庵骸骨斎
小さな花の一つ々にも。言葉、吐息、一つにも、命は宿るのですね。 今、うちでつかわさせてもらっている、開化楼サンの麺にも、このような、事が・・麺の一本々にも、命が宿っているんですね。大切に大切に湯で揚げ、命を宿していきます。奥村屋さん、がんばってください。開化楼サンをとうして、ずっとあの麺あのラーメンに憧れていました・・命が宿っているラーメン、私も作りたい。
DATE:  2006-05-24 01:26  *edit 

2006.05.24 Wed

FROM: ぎずも
15時15分ごろ、六厘舎に、負死鳥からす飛来。
開花楼の四角い営業車が、まもなく出発の模様。
奥村さん、もう少しお待ちください。

続きは後で、からすさん本人から。
DATE:  2006-05-24 15:44  *edit 

2006.05.24 Wed

FROM: 元爆弾男!
とかげさんのブログではじめて事態を知りました。お店には伺ったことのない私ですが、奥村さんが一日も早く元気になって復帰されることを、私もこころよりお祈り申し上げます。
DATE:  2006-05-24 17:00  *edit 

2006.05.24 Wed

FROM: 斬り捨て御麺
奥村様 
ご病床でのご心痛、お見舞いの言葉も浮かびません。
私は、東京、北区で小さな建築会社を営む者で御座います。
奥村屋様には、お訪ね致した事は御座いませんが機会つくり、評判の美味しいラーメンを頂いてみたい、是非、お訪ね致したいと思い続けて居ります。
昨日、半日ほど、一緒に、居りました、カラスちゃんに、お話伺い、また、三田店主様からも、ご連絡頂き、是非、ご挨拶申し上げたいと乱文啓上致しました。
一杯のラーメンに、こめられた誠意、そしてメッセージ、それは、消える事の無い真実だと私は信じて居ります。
DATE:  2006-05-24 17:49  *edit 

2006.05.24 Wed

FROM: tack
はじめまして。
本日奥村さんとお会いさせていただいた者です。
奥村さんからからすさんのブログを教えていただきました。
帰宅後さっそく拝見させていただき、今日の一緒に過ごさせていただいた時間を思い返しておりました。
私ともう一人とで、奥村さんの力の一部になれればと思っております。
>俺は、こんなに強く生きられない。
>やっぱりこのオヤジは、最高にカッコいい。
同感です。
そんな奥村さんが作るラーメンに出会えたことを幸せに思っています。
ただ、ただ、元気になって欲しいと願っています。
DATE:  2006-05-24 22:46  *edit 

2006.05.25 Thu

FROM: 光右衛門
こんにちは、光右衛門です。

再開した奥村屋のラーメンを一度しか食べなかったが、感動しました。

奥村さんの体を元気になってほしいと祈るしかありませんが、奇跡が必ず起こると信じます。
DATE:  2006-05-25 16:03  *edit 

2006.05.29 Mon

FROM: 壺中堂
奥村さんの味を継ぐ人が(奥さんかもしれませんし将来のお子さんかもしれません、もしくは熱狂的なファン)きっと現われます。
ぜひ製法、レシピを残しましょうよ。
貴方のラーメンはそれだけの価値があります。
DATE:  2006-05-29 01:28  *edit 

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2006.05.23 Tue

SUBJECT: 新柏 奥村屋(旧松戸) ~名店復活~
「地球最後の日に何食べる?」5年前に友人Tがマンボウに投げかけた質問である。即答した  マンボウ 「奥村屋のラーメン!」  友人T  「どこだそれ??」  マンボウ 「松戸の病院のそばにあるラーメン屋」  友人T  「それってマンボウ君が入院して

2006.05.23 Tue

SUBJECT: 松戸 奥村屋・・・祝!新柏で復活!!
松戸の名店奥村屋が復活するそうだ千葉拉麺通信 の掲示板で拝見したこの店は自分にとってとても印象深い店である当時(5~6年前)に病気を患い、長く入院していたのが松戸の病院でした毎日毎日飽き飽きするような病院食にうんざりしていたときに、初めて外出許可
Skin:Babyish
 
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