不死鳥カラスの傾奇御免!

老舗の製麺所・浅草開化楼の営業担当σ(^o^) フリープロレスラー・不死鳥カラスのラーメンブログです。

2009.12.26 Sat


ゴメン。約束より少し遅れてしまった
…てホントはCX「スーパーニュース」のOA直後に書くって言ってたんだっけ
いやね、余りにも露出が少なすぎてテンション落ちちゃってさ(;-_-)

ではいこう。

いよいよ今日を含めて残り4日で期間限定営業終了となる「太麺堂」の麺の話(^ー゚)b

…と、その前に

日清食品のバックアップも解け、全く白紙になってる12/30(水)以降のあの店だけど…、
これだけ話題になった訳だし、あくまで俺の中で勝手にだけど、

「全く新しい展開なんてどうよ?」

って思ってるんだよね。
閉店後のシャッターに【次回予告】でも貼り付けてやろうかな(笑)

謎かけを残しそれでは本文に参りましょう。

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「太麺堂」企画はまず麺ありき。極太麺の伝道師として、まず俺に声が掛かった訳だけど。

当初はそんなに特別なことをやるつもりはなかったんだ。

『誰と(コラボを)やりたい?』と言われ、俺が指名させてもらったのは、福岡「麺劇場 玄瑛」!w(゚o゚)w
これにはビックリしたっちゃろ?
そのラブコールを気持ち良く受けてくれた、店主・入江瑛起さんヽ(´ー`)ノ

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のぼせて『極太麺の伝道師』とは言われても、俺の作ってきたのはあくまでつけめんのフィールド
互いの距離がネックになった初対面前は、単純に俺の作ってきた既存の生地で調整してもらった。
企画の取っ掛かりもコラボとは言え真っ向勝負。それで良かったんだろうし、何せ期間限定なんだし。

しかしそんな俺の甘い考えは、初対面の後に行った麺とスープのマッチングで激変する。一言で言えば、

「このままじゃヤバいな」

と。
マッチング当日の麺は俺が送った中から入江さんが選んでくれたものだったが、

『何よりこの太さの麺を美味しく食べてもらう為に…』

と、まず麺を立てて作り上げてくれたスープの完成度が素晴らしく、正直ビビッてしまった。
一方俺の麺はと言えば、

合ってなくはないが正直、麺由来の『固み』にどうしてもチグハグな違和感を感じた。

ちなみに太さは現行の麺と同じ。配合は全く異なるもの。

入江さんに確認したところ、設定した茹で時間は4分~4分30秒。
つけめんにした場合の茹で時間からしたら、半分以下である( ̄▽ ̄;)

この4分が俺に重くのしかかる。

一瞬「もう少し茹でてもらえれば…」という思いも浮かんだが、

いや、違うと。

それでは余りにも作り手に甘えすぎというもの。
それに何よりオペレーション的に考えて、ラーメンの茹で時間に4分も掛けたら十分遅ぇだろ?(笑)

俺の本分、小麦粉の配合で寄っていけば良いじゃんか(=゚ω゚)ノぃょぅ

そう思った。
【太ラーメン】の麺を初めて意識した瞬間だった。…て遅い?(笑)

それでは、何故『極太のつけめんの配合のままではいけないのか?』を説明しなくちゃね(^o^ゞ

それはラーメンとつけめんの、そもそもの茹で方の違いだ。
つけめんの麺というのは水で締める訳だから実際、芯まで茹で切るぐらいが丁度良い。
これを分かっていない奴が多いから、固い麺が横行するんだよ。

一方ラーメンは明らかに茹で方が違う。
何せ熱いスープに浸かるのだ。それを加味し、柔めと言っても芯まで茹で切ったりはしないもの。
基本は若干でも茹で立ては芯が残っているものだろう。

マッチングの麺も、そんな頃合いで茹でられていた。何も間違っちゃいない、しかし…

このままじゃ美味くない(-_-;)

そこで俺は入江さんに、

「全く新しい配合を作って送るんで、改めてその麺で合わせてみてください」

そう言った。

そして入江さんが福岡に帰られてからの試作に、
俺は前回入江さんが選ばれた麺には使っていない粉を選択する。

「どうせ太麺堂オリジナル麺を作るなら、この粉を使いたい」

というメッセージと共に。
それが俺の作った日清製粉の【傾奇者】。

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この粉には出来上がった麺の特徴として、【伸びにくさ】を与えられたと思ってる。
既に数種類をブレンドした小麦粉だが、この【傾奇者】をベース(半分以上使うということ)に、
もう1種類の小麦粉をブレンドした。
【傾奇者】の特性に茹で時間短縮の可能性を委ねたって構図だね。

簡単に言えば、単体で打てばラーメンにしたら頼りなくダレやすい、つまり伸びやすい粉を混ぜたのだ。
【傾奇者】の特性を活かし、且つその弱さがモッチリとした食感に昇華するイメージで(b^ー゚)♪

そして福岡の入江さんからからOKの吉報が届き、「太麺堂」の麺が完成した。

11/11の開店前日に取材陣を前にして出された太らーめんは、

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食べ手に麺の太さの違和感を感じさせないくらい自然に、よりブラッシュアップされた一杯だった。

見た目にはもっと太い麺もあるかもしれないが、俺は今回麺の断面の真四角にもこだわった。
生地の厚みには麺機の限界もあり、切り刃の番手を下げれば太いが平たい形状の麺が出来上がる。
舌がまずその長方形具合を感知してしまうのだ。
そして何より、テーマは極太のラーメンを『美味しく』食べてもらうことなのだから(^ー゚)b
更には大事なポイントとして、先述した茹で時間の制限もあるからね。

また、長さにもこだわりがある。
切り刃の幅が決まっているので麺のgは長さで決まる(太麺は短くならざるを得ない)のだが、
量の割りにしっかり啜れる長さでしょ?(b^ー゚)♪
これは1玉を2人前のgで切り出し、茹で前に半分に分けているからだ。

ね?これでも色んなこと考えて作ってるんだぜ?

こんな風にして、俺が初めてラーメンとして食べるのを意識して配合した「太麺堂」の極太麺が出来た。
でも色んなトコでした約束通り、俺はこの配合を他店には流用しない。
しかし残り4日…

これでホントに終わりで良いのか?と思う。

太麺のラーメンがきてる、太麺のラーメンのブームを牽引してますみたいなイメージを付けるだけ付けて、

ハイ、さよなら

で本当に良いのかな?と思うのだ。
この1月半をバックアップしてくれた日清食品も、
連動のカップ麺『太麺堂々』を今の味だけで終わらすつもりはないだろうしさ(b^ー゚)♪
実店舗だって、新しい『太らーめん』を出し続けていくべきじゃないのか?

俺は勝手にそう思うんだ。

幸い「太麺堂」の後、あの店舗の今後は、現在全くの白紙だと言う。

なら俺に何かやらせてみないかよ?!

少なからずこの1ヶ月半、俺も堂々とテメーの名前を出して、最大限の協力をしてきた訳なんだから。

勝手に貼り紙くらいしても良いよな?!

玄瑛・入江さんとのコラボにしたって、この1回限りで終わりじゃ淋しいしさ(^ー゚)b

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次の機会が訪れるその日まで…

俺に何かやらせてみないかよ?!

これから閉店までの3日間、俺はバッタバタ動くぜ(^ー゚)b
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